2007年03月12日

高気密・高断熱って

我が家が家を建て替える場合、吹き抜けは必要だと思っていますので、吹き抜けがある場合、心配なのは特に冬の寒さです。
ネットで調べてみると、同じ吹き抜けのある家でも「暖かいですよ」「寒いですよ」と感想が分かれています。
何故同じ吹き抜けのある家で暖かい家と寒い家があるのか、考えてみました。
1.寒い地域か温暖な地域か
2.暖房の種類・能力の違い
3.床面積の違い
4.間取りの違い
5.吹き抜けの大きさの違い
6.窓の数や配置・性能の違い
等、素人が考えても色々な要因がありそうに思えます。
でもその一方、最近の住宅は高気密高断熱を謳っている商品も多いし、寒い地域でも「暖房機一台で暖かい」という感想もありましたので、何故そんなに差があるのだろうという疑問も湧いてきます。
そこでネットで高気密高断熱の事を調べてみました。すると面白いことが分りました。高気密と高断熱は両方が成り立って始めて効果を発揮するということです。(どちらが欠けても効果半減のようです)素人ながら理解したことをまとめますと
断熱材(性能により厚さの調整)を入れて断熱をする。
断熱材を入れた場合には壁内結露に注意しないと壁内から腐ってしまう。
断熱材は隙間隙間無く入れないと、断熱・結露に非常に影響する。
吸水性の断熱材の場合には、室内湿気を原因とする壁内結露を防ぐため、断熱材の室内側に防湿フィルムを張り巡らす。(グラスウール、ロックウールが防湿袋に入っているものは、柱などに接する分部の小さなシワも断熱・結露に影響するため注意が必要)
吸水性ではない断熱材の場合には、断熱材が防湿フィルムの役割を果たす。
つまり、断熱材で家を覆い、外と室内の気温差を大きくするためには、壁内結露を防ぐために高気密にしなくてはならないということのようです。コンセントなども要注意です。(壁内結露対策はその他にもありますが、ここでは触れません)
壁内結露対策と離れて、高断熱と高気密の関係では、「気流止め」が鍵を握るようです。これは冬の場合「いくら断熱しても暖かい空気が逃げて冷たい空気が入ってくればその家は寒い」ということです。
暖房器具によって暖められた空気は上昇しようとします。暖められた空気が上昇して屋外まで出てしまうと、空気を下から吸い上げて室内に取り込もうとする力が働きます。つまり暖かい空気は上から逃げて冷たい空気が下から補給されるのです。部屋を暖めれば暖めるほど、足下が寒くなるということでしょうか。
これを防ぐために気流止めが必要になるようです。暖められた空気は上から逃げられず、冷たい空気は下から吸い上げられないように密閉するのです。普通に考えれば、気流止めがされていれば暖められた空気も行き場が無くなるので、家の中を循環することになりますね。この気流止めが施工時にキチンとされていないために高断熱・高気密の住宅でも寒い家になってしまうこともあると書いてありました。気流止めがされていない部屋をサーモグラフ(温度を色で表した画像)でみると、床の隅の温度が低くなっていました。ここから冷たい空気が吸い込まれているのですね。これではいくら断熱材を厚くしても家は暖かくならないわけです。
また、きちんとした気密施工は計画換気にも影響が出てきます。
気密に関しては、施工時の差がかなりあるようなので、個人的には、施工後に気密テストをしてくれるメーカーさんであれば、安心かなと思います。
素人が素人なりに理解した内容ですので、参考程度にしておいてください。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/35780616

この記事へのトラックバック