ある時、プラグイン自動車のニュースをネットで見かけました。家庭のコンセントで充電して街中を走る電気自動車なのですが、一番興味を引いたのがその燃料代でした。深夜電力を使ったのなら試算でガソリンの1/12のコストで走ることが出来るそうです。深夜電力でなくても、1/3から1/4のコストでしょうか。この数字は効率云々で説明できるような数字ではないので、調べてみました。ガソリンも灯油も値動きは同じようなものです。
灯油の配達価格全国平均推移をみると、2000年〜2003年は1リットル50円〜54円くらいで横ばいです。それが2004年終わりには63円、2005年終わりには76円、2006年終わりで86円になっています。「原油価格が高騰」って騒いでますよね。もちろん新興国が原油を買いあさってますから、高騰もするでしょう。でもそれだけかなと思って更に調べました。
石油元売りの利益は2003年度から灯油の価格推移と同じように右肩上がりで急上昇していました。石油元売りは原油が値上がりすればするほど儲かる仕組みのようです。「原油価格高騰で石油元売りの利益減少見込み」なんてニュースが流れても結果的には「最高益!」で終わってますね。そりゃ、ガソリン価格が騰がっても、仕事や生活で自動車を使っていれば、ガソリン無しじゃ生活できません。元売りには競争無いですよね。(一方でガソリンスタンドは大変だそうですが)石油元売りは、原油高騰で利益を削るどころか、便乗して利益を増やしている、これがここ数年の実態のようです。こりゃ、灯油代も騰がるわけです。この高騰でみんなが節約にはいるので、少しは鈍ると思いますが、この傾向はこれからも続くと思います。
ですので、ほんの4年前に「灯油が結局安い」というような評価は今では通用しませんね。
2007年09月10日
この記事へのコメント
コメントを書く